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木本堤防の経過報告 2010年9月26日

 木本堤防の決着に関し今夜から配るチラシです。


 皆様のご協力を頂き、いきなり撤去すると言う発表を一時停止していただき、事後策、更なる安全策を講じるための交渉ができるようになりました。
 この手の着工が決まった公共事業としては、このように住民の意向を受けて再検討と言うことは非常に少ないことです。
 これは二回にわたり、80名ほどの書名を頂いた要望書の提出が功を奏したものであります。
 住民の熱意が役所を動かしたものと思われます。

 9月のはじめに行われた熊野市議会においてこの問題について一般質問でも取り上げました。
 その答弁において、「住民の安全を守るのが行政の勤めであり、木本堤防においては、潜堤と新堤防で本来安全としてやってきましたが、住民の不安が大きくこのままで終わらせることは出来ないと思います。
 三重県とも連携し、新堤防の内側・国道側に追加の波返しの構造物を構築したいと思います。」 と言う事を引き出しました。
 この内容については県土木も了承しております。
 概念的には下の図のようなものです。
teibounozu
 追加の波受けによって、例え波が越えてももう一度受け止め、減力、分散してしまおうと言うものです。
 旧堤防のある時より懐は小さくなりますが、一度にそれほど大量の波が越すことも無いと思われるので、効果はあると思われます。
 沖合いに構築されている「潜堤」は水面下に隠れては居ますが、高波に対する波きり効果は眼に見えるテトラポッドよりはるかに大きいものです。
 テトラに比べ膨大な工費が掛かるので全国でもこの工法が採用されているところは非常に少ないのです。
 この効果のおかげで、潜堤が完成している部分では堤防まで到達する高波はほとんど無くなっております。
 それと、テトラを置くと浜がどんどん食われるのに対し、潜堤は養浜効果も期待されています。
 木本海岸の場合、ダムの影響などもあり上流・新宮方面からの砂利の移動が減っているので残念ながら「太る」までには至っておりません。
 ただ、痩せるに任せていた浜の維持には大きく働くものと思います。
 かように、効能のある潜堤を作っていただいたのですが、相手は熊野灘です。それに地球温暖化も待ったなしです。
 今、やってもらわないと多大な人命に関わる災害でもない限り手を打って貰えませんから皆様のお力をお借りしたのです。

 そのおかげで。上記のような対策案が打ち出されたのです。
又、今回のこの要望書の趣旨は前回のもの同様、今後も生き続けます。
 木本海岸のこれから先の何十年を守ることになります。
 
 以上のような経過になり、県・市のほうで今出来得る最善の方法とも言えることが打ち出されたこともあり。予算の執行を認めたいと思います。
 役所が空約束しないように、市議会の本会議で答えを引き出し議事録に収めてあります。
 更に。これを実行していただけるように更なる要望書も県と市に提出してあります。
 今後の設計・工法にはもちろん眼を光らせなくてはなりませんし、これに付随して「花火桟敷」についても、従前のようなものではなく市民の納得行きよい物となるよう要望を続けたいと思います。
 闇雲に公共事業を止めるのではなく、公共事業を住民のために行う方向に市民の力で引っ張って行きたいと思います。
 
 私の力では皆様のご要望全てに応えることは出来ませんが、今後も監視を続けますので、今回の収拾策を了知して、旧堤防撤去に合意することに付いて、ご理解とご了承をお願いいたします。
新出町    中田 征治
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元・熊野市議会議員・中田せいじのぶろぐです。

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