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清 流 SEIRYUU SEIJI-RYUU 2011年9月 第6号

清 流 SEIRYUU SEIJI-RYUU 2011年9月 第6号

放射性物質を拡散させるな
 この問題は、一部の市民の方は耳にし、心配されていますが、一般にはまだ知られていないようです。
 これは、「アエラ」というまじめな週刊誌が取り上げたもので、「東日本大震災のがれき」を全国の自治体が協力して焼却など行うという計画です。
 国のこの方針に対し、全国で手を上げた自治体もあります。
 趣旨は結構なことで、みんなで助け合うべきでしょう。

 三重県では結構たくさんの自治体が手を上げました。熊野市も手を上げています。
 隣の和歌山県はほとんど手を上げませんでした。
 問題なのは、東北地方のがれきに「福島県」が含まれるのです。
 国の方針が定まらず、放射性物質を含んだがれきも「大量のがれきで薄めれば良い…」なんて話も出ています。  
昔の公害対策で総量規制では無く濃度規制でごまかそうとしたのと同じ発想です。
 やっかいなのは、普通の公害物質と違い、いくら薄めようと放射性セシウムなどは、焼く時の排気や残りの灰としてどんどん蓄積してしまいます。
 そして、セシウムのように半減期が短いやつでも30年以上経って「放射能がやっと半分」になるだけです。
 放出はされていないとは思いますが、ウランなどになると半減期が3万年とか…
 安全基準の100倍あると…
 セシウムでも300年以上でやっとぎりぎり安全レベルです。
 ウランだと30万年先です。
 こんな話をしないのが国であり電力会社や通産官僚なのです。
 熊野市も今は自分所の災害ゴミで手一杯ですが、手が空けば知らない間に持ち込まれる可能性があるのです。
 一般質問を止める代わりに、市長の談話で「放射性物質の含むがれきは持ち込ませない」という方針を明示できないか…と、打診したのですが
「そんな談話など出せない」という答えが返ってきました。
 どうやら、国の受けを狙って手を上げたのに国に逆らう談話など出せないと言うことらしいです。
 「市民よりお上」と言う体質が出たのかも知れません。

 この問題こそ、市民の声で押しつぶさないと大変なことになりそうです。
 放射性物質だけは拡散させてはなりません。
 東北の復興とは別次元の問題です。
 これを口にすると、「東北の復興に反対するのか!」と、議論をすり替える向きもあります。
 しかし、せっかく原発を拒否して来た熊野なのに、これだけは守って行きたいです。

 焼却炉も熊野市の場合有馬・芝園にあります。
 つまり、住宅地の真ん中にあるのです。
 
 これについても、当初や集会など色んな手段を通じて反対の意思を表明していただきたいのです。
 なにしろ、この受け入れ表明は議会に出す議案では無いので市長だけで決断して手を上げたのですから…
 つまり議会では否決すら出来ないのです。

  速報!
津市長は受け入れ拒否宣言を10月14日にしました!
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元・熊野市議会議員・中田せいじのぶろぐです。

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